入園をお考えの方へ
令和8年4月入園の園児募集について
◎令和8年4月入園の園児募集に関する公示は、令和7年11月4日(火)に行います。
◎園児募集要項等の配布は、令和7年11月4日(火)~18日(火)(土日及び14日を除く)に行います。時間は各日とも10:00~16:00です。
※令和8年4月入園をお考えの保護者の方を対象とした「幼稚園説明会」を、令和7年8月28日(木)に開催しました。
※令和6年度から本園の定員と通園区域を変更しました。詳しくは こちら をご覧ください。
参考: 令和7年4月入園園児募集要項
入園や園生活に関するご質問にお答えします
【幼稚園生活について】
Q.保育時間は、どのくらいですか。
A.どのクラスも年間を通して8時50分~9時の間に登園します。帰りの時刻は、月・火・木・金が午後1時30分前後、水曜日は、11時30分前後に降園です。なお、入園直後の3歳児は、5月から午後までの保育が始まり、1学期の月・火・木・金は、午後1時に降園となります。
Q.昼食は、お弁当ですか。
A.水曜日以外、月、火、木、金曜日は、午後も保育がありますので、昼食をとります。昼食はご家庭からお弁当を持参していただいています。お弁当のない水曜日や行事の日を中心に、月2~3回は、園で用意したおやつを食べる日もあります。全クラスが集う毎月の「こども会」の日には、柏餅のような行事にちなんだものや、その季節のフルーツやゼリーなど、特別なおやつを出しています。
Q.通園の方法は、どのようになっていますか。
A.徒歩通園としています。自転車、自動車、バスなどを利用した通園はできません。幼稚園までの道を、親子で手をつないで歩きながら、季節を身近に感じ、自然の変化や町の様子を感じ取っていくことを大切にしてほしいという思いで、徒歩通園としています。なお、夏の暑さにより、熱中症予防対策が必要な日には、自転車、バス、タクシー等の利用も可としています。
Q.「遊び着」は、どのようなものですか。
A.園内では、遊び着で生活します。遊び着(冬は袖のあるもの、夏は袖のないもの)は、保護者の方に作っていただくもので、毎朝、幼稚園に着くと、遊び着に着替えます。この理由は、①着替えの仕方や自分の持ち物の扱い方を身につけること、②ご家庭での生活習慣を園生活でさらに定着を図ること、③その定着の様子が、こどもたち自身にも分かりやすいものであること、の3点で取り入れています。
【保護者の方に関わることについて】
Q.共働きの家庭でも、入園できますか。
A.ご両親が就労されているご家庭のお子さんも、入園されています。通園の付き添いとして、保護者の方が難しい場合、ご親族の方(祖父母など)、保護者の責任で契約されている民間の方などが、代わり送迎することは可能です。また、いわゆる延長保育、預かり保育の制度はありませんが、本園での保育後や長期休業(夏休みなど)には、他の保育施設等を利用しながら、本園に入園・在籍している方もいます。
Q.保護者が参加する行事はありますか。
A.お子さんと一緒の行事は、入園式、卒園式、運動会(10月)、表現の会(2月)、保育参加(年2回、午前中1時間半程度)です。保護者のみの行事は、保護者会(4月、12月)、保育参加前日の説明会(年1回)、個人面談(7月全員・2月希望者、15分程度)です。
Q.保護者が子育てについて学べる機会はありますか。
A.教育学部の附属幼稚園である利点を生かし、保護者向けの話を、大学教員から聞く機会があります。オンラインで実施(自由参加)するので、ご自宅などでも視聴できます。様々な専門をお持ちの先生方から、子育てのヒントにもなる話を聞くことができます。また、園の玄関には、子育てに繋がるような保護者向けの書籍があり、貸し出しもしています。
Q.保護者が園環境の整備にどのくらい関わりますか。
A.PTA活動は、園庭環境の整備を主としています。全ての保護者が関わる活動として、①園外周に一鉢ずつ花を植えて、世話を親子でする活動(通年)、②土日の芝生の水撒き(輪番、一人年2回)があります。ほかに、可能な方が参加する活動として、①登園後15分の除草(5月と11月、週1回)、②花壇や果樹の水やり、③おやじの会(年3回、土日の午前中1時間半程度、園庭等の整備)があります。こちらは、いずれも無理のない範囲での参加をお願いしており、可能な方が可能なところで協力いただく形です。
なお、PTAの役員(本園では理事と呼んでいます)は、クラスごとではなく、可能な方に手を挙げていだだき、園全体から決めています。規定の人数に達しない場合でも、話し合いなどで決めることはしません(欠員とします)。役員の方は、園庭環境の整備のとりまとめの役割 (芝生係、花壇係、ビオトープ係) をしており、クラスのとりまとめなどの役割はありません。
【保育の内容について】
Q.保育で大切にしていることは、どのようなことですか。
A.こどもたちの興味や関心を大切に、「遊び」を通した保育を進めています。「遊び」と聞いて、どんなイメージをお持ちになるでしょうか。大きくなるにつれ、「遊んでばかりいないで勉強しなさい」などと、遊ぶことが育つことに繋がらないような言葉が出てくることがあります。しかし、こどもたちにとっての「遊び」は、幼児期そのものであり、育ちに繋がるものです。本園では、こどもたちが大人から与えられた活動をこなしていくことではなく、こどもたち自ら遊び出し、その遊びを進めていくことを大切にしています。
Q.先生は、こどもたちの「遊び」に、どのように関わっていますか。
A.こどもたちの遊びにいくつかのやり方で関わっています。こどもたちが自分で考えて遊び出すまでの時間を十分に保障する場合もありますし、こちらから誘いかけていく場合もあります。こどもたちの興味をその都度見極めながら、次の遊びの興味が生まれるような関わり方で、遊びを支えています。また、それぞれ思い思い遊ぶだけでなく、新しい遊び方を紹介したり、個々バラバラの時間だけでなく、クラスみんなで一つの遊びをしたりすることもあります。
Q.園庭はありますか。
A.敷地内に園庭があります。園庭は平成27年度から全面芝生化を進めています。裸足の気持ちよさを知り、転んでも痛くないという経験から、様々な動きに挑戦しようとする意欲も高まる環境になっています。また、東側に公道を隔てて、自然観察園という第2の園庭があります。自然観察園には数年前から、ビオトープを整備しています。生き物に関わりながら、自然観や生命観を育むことを目指しています。
Q.どのような遠足をしていますか。
A.遠足も保育の一環として行いますので、保護者の方の付き添いはなく、こどもたちと先生とで出かけます。例年、3歳児は年1回、4歳児は年2回、5歳児は年3回と回数が異なります。また、3歳児は徒歩での移動ですが、4歳児はバス、5歳児は電車と移動の手段も年齢によって変えています。遠足のほか、5歳児では、浦和レッズのサッカー教室を招いたり、埼玉県立近代美術館に見学に行ったりするなど、地域とのつながった活動も、保育に取り入れています。
【附属幼稚園としての特徴について】
Q.附属幼稚園は、どのような役割をもっている園ですか。
大学(教育学部)の附属幼稚園ですので、こどもたちの教育を行うことに加え、大きく2つの役割、1つは教育実習の場として、1つは研究活動の場として位置付いている幼稚園です。
Q.大学生の教育実習は、どのように行われますか。
A.4週間という長い期間、大学生が一つのクラスの中に入って、一緒に過ごしますので、こどもたちも特別な関わりをもつことができます。学生は、こどもたちと一緒に過ごすだけでなく、いろいろな遊びを考えて紹介する実習もします。
Q.研究活動には、どのような協力が必要になりますか。
A.本園に入園された場合、研究活動に同意していただくことになります。研究のために、こどもの記録や写真などを撮らせていただいたり、その姿を研究の概要、成果として外部に公表したりすることにもご理解いただきたいと思います。毎年、公開保育研究会などが開かれ、保育中に大勢の人が来園することがありますが、幼児教育に関わる先生方の来園ですので、こどもたちの様子を温かく見ていかれます。
Q.他の附属学校のこどもたちと関わることはありますか。
A.埼玉大学教育学部の附属学校には、小学校、中学校、特別支援学校があります。敷地は、それぞれ別の立地ですが、時々こどもたち同士が関わる機会を設けています。例えば、附属中学3年生は、家庭科の学習の一環として、こどもたちと過ごす「触れ合い体験学習」をしています。
【入園に関わる手続き等について】
Q.通園区域内に住んでいない場合でも、入園検査は受けられますか。
A.入園される年の2月1日現在、通園区域内に保護者と同居している方を、応募の条件としています。公示日、願書受付日、入園検査当日等に通園区域内にお住まいでない方でも、入園検査を受けることが可能です。2月1日以降に、区域内に居住されていることの証明として、住民票の提出をお願いしています。
Q.入園検査はどのような方法で行われますか。
A.心身の発育状況の検査と面接を実施します。心身の発育状況の検査、面接共に、お子さんと保護者の方、一緒に実施します。お子さんと保護者の方が離れて実施する時間帯はありませんので、どうぞ安心して来園ください。
Q.入園検査は、どのような視点で行われますか。
A.入園検査の主な視点は、次の5つです。
①周囲の環境に、自分なりの興味や関心をもって関わってみようとすること
②自分の思いを、自分なりに表現しようとすること
③園生活の基盤となる安定した家庭生活を送っていること
④一人の人として尊重される家庭で生活していること
⑤(保護者の方が)本園の教育方針や、本園のもつ役割について理解していること
Q.入園検査の費用はいくらですか。
A.入園検査の検定料は、例年1600円です。
【費用について】
Q.「幼児教育・保育の無償化」の対象ですか。
A.入園料(令和7年度)31200円、保育料(令和7年度)年額73200円は、無償化の対象となっています。給付認定の申請を保護者が行い、その内容が市から認定を受けることで、入園料は1年後に還付され、保育料はご家庭から納付いただく手続きが不要となります。ただし、例外として、本園の保育後に、他の保育園等で保育を受ける方が、そちらの園で無償化の対象となる場合は、本園での保育料等を支払っていただく形になります。
Q.無償化にならない費用はおおよそ、いくらですか。
A.入園料、保育料以外は、無償化の対象外の費用となります。教育充実費、学級費、絵本代、おやつ代があり、一か月4000~4500円程度です。その他、入園時用品代(10000円程度)、遠足代、行事の写真・DVD代(希望者が購入)、父母と教師の会(PTA)に関する費用があります。また、保護者等によって組織される後援会があり、同意に基づく入会、任意での寄付金をいただいています。寄付金は施設・設備の充実に活用しています。
【保健・安全について】
Q.こどもたちの健康に関わるスタッフはいますか。
A.養護教諭、いわゆる「保健の先生」が常駐しています。これは幼稚園としては多くなく、本園の特長です。養護教諭は、園内における生活安全や衛生管理について対応しています。保育中の怪我や体調不良時の対応だけでなく、健康で安全な生活のために子どもたち自身が心がけることについても伝えています。けがをしたときや体調が悪い時などに使う「保健室」も園内にあります。
Q.どのような防災教育をしていますか。
A.定期的に避難訓練を行い、幼児自身が自分の身を守り、安全への意識が高まるようにしています。防災頭巾をかぶる、大切な頭を守る、放送の合図や先生の話を聞く、安全な場所に避難するといった具体的な方法を確かめています。また、警察や消防と連携した防災教育(交通安全教室、防犯指導など)も行っています。
Q.緊急体制はどのようになっていますか。
A.災害等発生時や緊急の連絡事項が生じた場合に、家庭への連絡を一斉メールにて行います。また、園舎の裏側に防災倉庫があり、災害により園内に待機する場合に必要な非常食などが置かれています。各部屋には非常用持出袋等を常備しています。教職員対象の防犯訓練や心肺蘇生法講習会なども実施しています。
※他にも、ご質問などある方は、電話にてどうぞお問い合わせください。
